全校生

2024.1.24 給食週間1日目

 給食週間1日目の今日は、砺波市、南砺市、小矢部市の郷土食献立です。

 砺波市、南砺市、小矢部市は、富山県の南西部に位置しています。この地域では、南砺市五箇山の世界文化遺産の「合掌造り」や砺波平野の「散居村」が全国的に有名です。また、富山県のシンボルの花「チューリップ」の球根出荷量は、日本一を誇っています。

 今日の献立には、この地域の特産品や郷土料理がたくさん登場します。

 主菜のふくらぎには、香りの高いゆずで作った「ゆずみそ」をかけました。砺波市庄川では、ゆずが作られています。庄川のゆずは、冬の寒さや風の影響で、他の地域のゆずよりも皮が厚く、香りが強いのが特徴です。

 副菜は「白菜の赤かぶ漬け」です。赤かぶは、南砺市と小矢部市の特産品です。秋頃に収穫された赤かぶは、赤かぶ漬けに加工され、冬の保存食として親しまれています。今日は、赤かぶ漬けと白菜、きゅうりをあえ物にしました。

 煮物の「いとこ煮」は、富山県の南砺市でよく食べられている郷土料理です。大根、にんじん、ごぼう等の根菜類と、小豆を一緒に煮た、具沢山の煮物です。名前の由来については、いろいろな説がありますが、いとこ煮に使われている野菜や豆は、畑で育ったいとこ同士のようなものだから、といわれています。

 砺波市、南砺市、小矢部市にちなんだ給食を、感謝していただきます。

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